作品紹介

舞台は所詮は虚構 ― しかし決して模造ではない

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【最新公演情報】

 回転木馬の残光 #1

短編作品集

回転木馬の残光 #1

2017.7.22(sat)Pops倶楽部

浜松市中区田町331-9 マルケンビル6F [MAP]

OPEN 19:00/START 19:30

※上演時間:80分(予定)


料金

[前売]一般1500円+ドリンク500円
[当日]一般2000円+ドリンク500円


チケット 予約フォームより受付中


【作・演出】藤田ヒロシ

【出演】北澤さおり 辻ゆう子 酒井麻衣 日浦カズトシ 水野史奈子 東桜子 杉谷靖一郎 森園みらい 宮本あゆみ 石川隼ノ介


短編作品を連続上演する新シリーズ「回転木馬の残光」をスタートさせます。第一弾はこれまで未上演だった台本や創作過程で生まれたアナザーストーリーを厳選し再構築。新たな試みでありながら、これを観れば「これが迷子の遊園地だ!」と体感できる濃密な1ステージ限定公演。

回転木馬の残光 特設サイト




イケナイヨル‐原罪

Act21

イケナイヨル‐原罪

2017.3.11(sat)-12(sun) 木下惠介記念館/アートホール

作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり 酒井麻衣 水野史奈子 日浦カズトシ 東桜子 藤田ヒロシ


公演特設サイト


暦の上では秋でもまだまだ暑い日々。表通りは毎年恒例の「チャリティーマラソン」が行われ、その裏通りでは「夢」と「愛」そして「おカネ」に翻弄された者たちに小さな変化が訪れた。

心が悲鳴さえあげられずビルの屋上に立つ女。彼女を部屋へと連れて帰ってきた男。女は言う。「しよ。おカネがないならカラダで。そういうものでしょ」しかし、男は抱けない―愛?それがわからない。

奨学金を母親に使い込まれた女子大生。「人間扱いさせるには学歴が必要」と、デリヘルバイトして大学へ通い続ける。そこで出会ったのは、待機ばかりのアラフォー女。「ガキが安売りして価格崩壊。思ったより稼げない」。そしてまた一人、社会の盲点に取り残された少女がやって来る―夢?おカネが全て。人生を買う。

"愛"を高らかに叫ぶ賑やかな表通りでは見えない、延々と夜だけが続く裏通りの物語。今を這いつくばってでも生き抜こうとする「イケナイヨル」を描く。

短期間に公演を重ねた事もあって、個々の役者も集団としても成長を実感できた公演。そして、それは”足りないモノ”を浮き彫りしたことでもある。ココで満足する者は誰一人いない。名実ともに演劇に立ち向かう集団になれた。「イケナイヨル」が明けて、新たなる朝へ。

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イケナイヨル

Act20

イケナイヨル

2016.12.3(sat)-4(sun) 七間町このみる劇場

作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり 酒井麻衣 水野史奈子 日浦カズトシ 辻ゆう子


公演特設サイト


暦の上では秋でもまだまだ暑い日々。表通りは毎年恒例の「チャリティーマラソン」。裏通りでは「愛」と「夢」そして「おカネ」に翻弄された者たちに小さな変化が訪れた。

心が悲鳴さえあげられずビルの屋上に立つ女。彼女を部屋へと連れて帰ってきた男。女は言う。「私、夢があったんだ。叶ったんだよ、夢見たのとはちょっと違うけど」

大学へ通い続ける為にデリヘルでバイトを始めた女子大生。そこで出会ったのは、待機ばかりのアラフォー女と2人でやるババ抜きを楽しめる女。ひとりが言う「一緒に暮らそう。支え合おう」 ひとりが答える「小さく弱い手をいくつ繋いだところで強くはなれない」

賑やかな“表通り”では見えない。でも存在する「難しいですね」で片づけられない問題。二つの物語を軸に今を懸命に生きていく24時。

登場人物5人それぞれの物語を描き切るには少し短く、力量も不足していたのかもしれない。しかし、必要な挑戦であり、その結果として課題を得られた貴重な公演だと信じている。なにより今描いておくべき想いであったことに疑いはない。前回は無我夢中で駆け抜けた者たちも芝居作り、作品作りの難しさにぶち当たり、足掻き、苦悩し、這いつくばって辿り着いた本番。糧になる経験の舞台……となる様にこれからも。

19年目にして初の市外公演。内弁慶も良いとこだが、「0」を「1」にする事ができた。これは決して小さくない。これもまた糧になる経験の舞台……となる様にこれからも。

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心地よく、冷たくて-ツナガレシモノ

Act19

心地よく、冷たくて-ツナガレシモノ

2016.7.2(sat)-3(sun) 木下惠介記念館/アートホール

作・演出:藤田ヒロシ
出演:酒井麻衣 MAYU 史奈子 北澤さおり 藤田ヒロシ & 小粥幸弘(客演)


「行くトコないなら、ココにいれば?」それは考えての言葉ではなかった。「マヒル。アタシ、マヒル」どう書くのか?本名なのか?わかからないがそれが彼女の名。マヒルとチヨ。不自然なほど自然に二人の暮らしが始まった。

リンゴジュース、チョコレート、24色の色鉛筆・・・マヒルの好きなもの。その向こうに歩んできた道が見える。
母との別れ、施設での暮らし、描けない風景・・・マヒルの歩んできた道。その向こうにチヨは見た。

ひどく寝苦しい夜。それは特別な事じゃない。けれど、それを共に越えられる者がいる。儚く優しい光に包まれ二人が今、朝を迎える。

10年の時を経て「マヒル」と「その痛み」と向き合うことに。2003年「心地よく、冷たくて」とは異なる色合いの作品とはなったが、これこそが今放つべき「迷子作品」の色。

新人3人とベテラン3人のバランス。稽古を重ねても「守りに入る」事なく「もっと、もっと」と先へ、高みへと突き進んでいったいいチーム。稽古も本番も全力疾走。初舞台にして主演を務めた酒井麻衣の集中力は観る者を作品世界引きずり込み、この先を十分に期待させた。前作に続いての客演となった小粥幸弘と主宰・藤田の初競演は会場を濃密な緊張感に包み込む狂演シーン。きっと、時を経ても語られるであろう。

潮汐の街

Act18

潮汐の街

2014.12.7(sun)木下惠介記念館/アートホール

作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり、白柳友紀、小粥幸弘(ゲスト)

「見えない毒」に汚れた街。その海に来て、食べられないと言わる魚を釣ろうとする男。そこへ、二人の女性がやって来る。ミーヤは「馬鹿じゃないの」と嘲笑い。トーコは釣りの指南をする。「見えない毒」と「見える毒」に汚れたそれぞれの想い。重なり、ぶつかり、そして震える。

二度ある事は…と言う事で、当初の予定キャストでは公演が出来なくなり、四人芝居から三人芝居に台本を変更。その過程で内容も大きく変化した。でも、テーマと言うか根本的に「観る者に、世に問いたい」ところは変えていない。変えようがない。
「目に見えない毒」それに汚された街で行くる人々。今年はそれを切り口に『今』と『これから』を考えつくす年でした。

迷子の遊園地「朗読劇・ZERO」

Act17

朗読劇ZERO

2014.7.26(sat)木下惠介記念館/アートホール

作・演出:藤田ヒロシ
出演:白柳友紀、岡田未夢、北澤さおり、藤田ヒロシ

直感に従うなら「ありえない」。ジ・エンド。それなのに答えを決めあぐねている私。不快だ。

理由―それは一人の部屋に帰って来た時の静寂が怖いから。そうではない。今さら誰かと分かち合うなど興味はないが、これまで幾度となく直感による選択で失敗を重ねてきた。その記憶が決断を躊躇させている。

「わかっている。わかっている」

まるで呪文。片手に携帯、片手にグラスを握り繰り返す。

同じ年の女子なら混乱。だけれど、自分にはよくある話。同じ年の女子ならばよくある話。だから、自分は混乱。いつから。いつからか。ずっと前から壊れている。

「わかっている。わかっている」

(「静寂」より)

「朗読劇は難しい」その事を「DOZENシリーズ」で思い知ったにも関わらず再び手を出した「ZERO」。しかし、今回は芝居内容と言うよりも、劇団を運営することの難しさを思い知る。当初は4編の予定だったが、2編を追加。”今、伝えなければ”と……。

蒼い無花果

うた、映像、演劇のライブイベント「蒼い無花果」 参加作品

Act16

あと少しの絶望

2014.6.29(sun)ZOOT HORN ROLLO

作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり 他

「お姉ちゃん。お姉ちゃんの探し物は何?見つかった?ねぇ、お姉ちゃん」

眠り続ける妹。

「あと少しだから、待っててね。ほら、目標まであと少し。大丈夫よ、大丈夫。ほら見て、このペースなら……クリスマス!今年のクリスマスには間に合うよ!」

助けようとする姉。

闇の中の小さな光。信じて、求めて、手を伸ばす。歩み続ける。しかし、揺れる・・・張り裂ける、心。

「蒼い無花果」の参加作品として誕生した今作。オーダーに応える形で初の”ほぼ”独り芝居。この作品を創った事で、後に「潮汐の街」が誕生することになる。

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迷子の遊園地 静岡県浜松市を拠点に活動

自分たちにしか綴れない物語を求め喘ぎ続ける劇団|静岡・浜松

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