作品紹介

舞台は所詮は虚構 ― しかし決して模造ではない

|1|234

【最新公演情報】

旗揚げ20周年記念公演

おかしな朝

[浜松公演]2017.10.28(sat)-29(sun) 木下惠介記念館

[静岡公演]2017.11.25(sat)-26(sun) あそviva!劇場

作・演出:藤田ヒロシ

出演:辻ゆう子 日浦カズトシ 水野史奈子 北澤さおり 藤田ヒロシ and more


この世界は美しく、優しく、心地よく……そればかりではない。だからこそ美しく、優しく、心地よい。 旗揚げ20周年記念公演。それは”これまで”の集大成ではく、”これから”の提示。




 回転木馬の残光 #1

短編作品集

回転木馬の残光 #1

2017.7.22(sat) Pops倶楽部

作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり 辻ゆう子 酒井麻衣 日浦カズトシ 水野史奈子 東桜子 杉谷靖一郎 森園みらい 宮本あゆみ 石川隼ノ介


回転木馬の残光 特設サイト


上演作品

「あと少しの、絶望」 辻ゆう子×東桜子
2014年の映像×うた×演劇のイベント「蒼い無花果」で上演した作品のリメイク版。眠り続ける妹、それを助けようと金を集めている姉の物語。

「回転木馬の憂鬱」 水野史奈子×石川隼ノ介×日浦カズトシ×杉谷靖一郎 and more
稽古用にと執筆し、使われることなく放置されていたもの。回り続ける木馬たちの会話。

「愛しの人」 森園みらい×酒井麻衣
Act18の候補として執筆した台本をベースに短編としてを再構成。難病を克服した少女とその主治医の物語。

「最後の手紙」北澤さおり×宮本あゆみ
2015年に執筆するも未上演のまま眠っていた短編を再構成。認知症の老婆とその孫の物語。

回転木馬の残光回転木馬の残光回転木馬の残光回転木馬の残光回転木馬の残光回転木馬の残光
イケナイヨル‐原罪

Act21

イケナイヨル‐原罪

2017.3.11(sat)-12(sun) 木下惠介記念館/アートホール

作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり 酒井麻衣 水野史奈子 日浦カズトシ 東桜子 藤田ヒロシ


公演特設サイト


暦の上では秋でもまだまだ暑い日々。表通りは毎年恒例の「チャリティーマラソン」が行われ、その裏通りでは「夢」と「愛」そして「おカネ」に翻弄された者たちに小さな変化が訪れた。

心が悲鳴さえあげられずビルの屋上に立つ女。彼女を部屋へと連れて帰ってきた男。女は言う。「しよ。おカネがないならカラダで。そういうものでしょ」しかし、男は抱けない―愛?それがわからない。

奨学金を母親に使い込まれた女子大生。「人間扱いさせるには学歴が必要」と、デリヘルバイトして大学へ通い続ける。そこで出会ったのは、待機ばかりのアラフォー女。「ガキが安売りして価格崩壊。思ったより稼げない」。そしてまた一人、社会の盲点に取り残された少女がやって来る―夢?おカネが全て。人生を買う。

"愛"を高らかに叫ぶ賑やかな表通りでは見えない、延々と夜だけが続く裏通りの物語。今を這いつくばってでも生き抜こうとする「イケナイヨル」を描く。

短期間に公演を重ねた事もあって、個々の役者も集団としても成長を実感できた公演。そして、それは”足りないモノ”を浮き彫りしたことでもある。ココで満足する者は誰一人いない。名実ともに演劇に立ち向かう集団になれた。「イケナイヨル」が明けて、新たなる朝へ。

イケナイヨル‐原罪イケナイヨル‐原罪イケナイヨル‐原罪イケナイヨル‐原罪イケナイヨル‐原罪イケナイヨル‐原罪
イケナイヨル

Act20

イケナイヨル

2016.12.3(sat)-4(sun) 七間町このみる劇場

作・演出:藤田ヒロシ
出演:北澤さおり 酒井麻衣 水野史奈子 日浦カズトシ 辻ゆう子


公演特設サイト


暦の上では秋でもまだまだ暑い日々。表通りは毎年恒例の「チャリティーマラソン」。裏通りでは「愛」と「夢」そして「おカネ」に翻弄された者たちに小さな変化が訪れた。

心が悲鳴さえあげられずビルの屋上に立つ女。彼女を部屋へと連れて帰ってきた男。女は言う。「私、夢があったんだ。叶ったんだよ、夢見たのとはちょっと違うけど」

大学へ通い続ける為にデリヘルでバイトを始めた女子大生。そこで出会ったのは、待機ばかりのアラフォー女と2人でやるババ抜きを楽しめる女。ひとりが言う「一緒に暮らそう。支え合おう」 ひとりが答える「小さく弱い手をいくつ繋いだところで強くはなれない」

賑やかな“表通り”では見えない。でも存在する「難しいですね」で片づけられない問題。二つの物語を軸に今を懸命に生きていく24時。

登場人物5人それぞれの物語を描き切るには少し短く、力量も不足していたのかもしれない。しかし、必要な挑戦であり、その結果として課題を得られた貴重な公演だと信じている。なにより今描いておくべき想いであったことに疑いはない。前回は無我夢中で駆け抜けた者たちも芝居作り、作品作りの難しさにぶち当たり、足掻き、苦悩し、這いつくばって辿り着いた本番。糧になる経験の舞台……となる様にこれからも。

19年目にして初の市外公演。内弁慶も良いとこだが、「0」を「1」にする事ができた。これは決して小さくない。これもまた糧になる経験の舞台……となる様にこれからも。

心地よく、冷たくて-ツナガレシモノ

Act19

心地よく、冷たくて-ツナガレシモノ

2016.7.2(sat)-3(sun) 木下惠介記念館/アートホール

作・演出:藤田ヒロシ
出演:酒井麻衣 MAYU 史奈子 北澤さおり 藤田ヒロシ & 小粥幸弘(客演)


「行くトコないなら、ココにいれば?」それは考えての言葉ではなかった。「マヒル。アタシ、マヒル」どう書くのか?本名なのか?わかからないがそれが彼女の名。マヒルとチヨ。不自然なほど自然に二人の暮らしが始まった。

リンゴジュース、チョコレート、24色の色鉛筆・・・マヒルの好きなもの。その向こうに歩んできた道が見える。
母との別れ、施設での暮らし、描けない風景・・・マヒルの歩んできた道。その向こうにチヨは見た。

ひどく寝苦しい夜。それは特別な事じゃない。けれど、それを共に越えられる者がいる。儚く優しい光に包まれ二人が今、朝を迎える。

10年の時を経て「マヒル」と「その痛み」と向き合うことに。2003年「心地よく、冷たくて」とは異なる色合いの作品とはなったが、これこそが今放つべき「迷子作品」の色。

新人3人とベテラン3人のバランス。稽古を重ねても「守りに入る」事なく「もっと、もっと」と先へ、高みへと突き進んでいったいいチーム。稽古も本番も全力疾走。初舞台にして主演を務めた酒井麻衣の集中力は観る者を作品世界引きずり込み、この先を十分に期待させた。前作に続いての客演となった小粥幸弘と主宰・藤田の初競演は会場を濃密な緊張感に包み込む狂演シーン。きっと、時を経ても語られるであろう。

|1|234

迷子の遊園地 静岡県浜松市を拠点に活動

自分たちにしか綴れない物語を求め喘ぎ続ける劇団|静岡・浜松

Copyright(C)2015 迷子の遊園地 All Rights Reserved