2025年10月に迷子の遊園地Act36として上演した作品を再構築
迷子の遊園地Act36公演アンケートより
内容に触れる記述が含まれています
桜を見る時に
樹の下を想像する人が
いったいどれだけいるのでしょうか
すべてのものに陰と陽があるように
ただ美しいだけというものは
無いのだと思う
桜が咲く頃に
もう一度観てみたいです
冒頭の照明の明滅、使い方に鳥肌が立ちました。
束の間の暗転中に位置や動きが変わって行くのが、得体の知れない何かを見ている感覚でゾッとしました。
言葉を発していない間の沈黙が生き物だと感じたのは初めてでした。沈黙が息をしてそこに存在していて、こまの回る音、失速して止まる音徳利を机に置く音、踏みつけたビニールの音にいちいち目を奪われ瞬きを忘れ、観ているこちらが息をするのも忘れるくらい釘付けになりました。
" 伝承ではなく呪い" 繰り返しの台詞。
桜の木の下には死体が埋まっている。だから桜はきれいなのかと。
生と死は隣り合うものだと思っていたけど、それぞれの上に成り立ってるものだと感じました。
誰かの、何かの死があって、私はいま息をしているのだと思い知らされた作品でした。
原作があると、それを読むことでありありとみえたり聴こえたりしていいですね。ことばに力(余白というか)があるからですよねきっと、文字にあの日のさおりさんの声や実感が加わってとても良いです。
とにかく照明が美しかった…
朗読とは違う、おおきなおおきな、間
その間のなかでコマが回る音とか、最高でした!

